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50代60代が“古い人”と思われないためには

あなたが若い頃、ミドルエイジの人たちをみてどう思っていましたか?

「尊敬できるな」
「あんな大人になりたいな」
「まるで第二の親のようだ」

と思った相手もいれば、

「頭が固いなあ」
「ああはなりたくないな」

と思った相手もいるのではないでしょうか。
どうすれば後輩から尊敬を受けつつ、同時に“古い人“”終わった人“だと思われないようなミドルエイジになれるのでしょうか。今回は、終わった人だと思われない方法を見ていきます。

いつまでもチャレンジし続ける

一般論として若い人は社会から関心を持たれます。次の時代を作っていくのは彼ら彼女らだからで、同時に現実問題として若い人は子供を作って将来の納税者を育てる貴重な役目を持ちます。若い人はけしからん、若い人は何を考えているかわからない、そう思ってしまいますが、こちらも無関心ではいられません。私たちの年金を支払ってくれるのは彼らと彼らの子供たち世代という現実があるからです。

ミドルエイジがいつまでも尊敬され、若々しい心を持っていられる人を研究したアメリカの大学のレポートによりますと、「いつまでもチャレンジし続ける」人が、多くの尊敬を勝ち得るようです。チャレンジに年齢は関係なく、年齢と経験を重ねて若くなくなっても、新しい挑戦に対して意欲的な人は後輩からみても魅力的に映ります。

尊敬されない方がいい場合も

また、「尊敬」という気持ちにも注意が必要です。実は後輩からは「尊敬されていない」ぐらいの方がいいという研究もあります。理由としては、あまりに尊敬されていると「自分とは違う素質の方だ」という目線が生まれて、後輩が挑戦しなくなるのです。

つまり、ちょっとした「なめられる力」の方が、「尊敬される力」よりも、管理職としては価値が高いということです。もちろん人格が高潔で素晴らしい人には自然と尊敬が集まりますが、「自分にもできるかも」と思ってもらえるぐらいの親しみある人の方が、上に立つ人として優れているということです。

まとめ

少し意外だったのではないでしょうか? 50代60代になって、新しいチャレンジをする、「なめられる力」を鍛えてみる、というのはこれまでの視点になかったかもしれません。若い頃「将来こうなりたいな」と思った相手は、挑戦を忘れない人ではなかったでしょうか?一方で、保守的になり自分の立場を守ることだけ考えている人は嫌でしたよね。それは今の若者も根本的には同じです。

ぜひ、いつまでもチャレンジする心を忘れずにいていただければと思います。

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