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海外での外国人同僚との揉め事あるある3選を知りトラブルを防ごう

海外で働くことを視野に入れているとき、ちょっと気になるのがトラブルです。よほどポジティブで良い面しかみない人であれば別ですが、多くの場合において、準備は予防になり得ます。そこで、海外での仕事での起こりがちなトラブルをお伝えしますので、事前に知ることで、予防としていただければと思います。

宗教観についてデリケートな部分を聞かれる

意外と起こるのが、職場の同僚に宗教についてストレートに聞かれ、答えを準備していないと、少しギクシャクしてしまうというトラブルです。多くの国は一神教であり、宗教的に熱心な、敬虔な信者さんを多く抱える国も多くあります。また、現場仕事で訪れるような勢いのある国は、宗教も盛んであることが非常に多いことは気にとめておく必要があります。

多くの国で、彼ら/彼女らは宗教観が確立されています。あなたはどうですか? 宗教について聞かれたら、答えられますか? 日本で暮らしていた頃はとくに意識しなかった宗教も、海外で働き、暮らす上では重要な心持ちとなってきます。

神様を信じていない、という答えや、無宗教という答えは、海外では驚かれ、軋轢を生むことが少なくありません。問題はいくつかあり、「神を信じないと言うこと」と「回答を準備していないこと」なのです。

あなたも「人事を尽くして天命を待つ」経験があったと思います。そのとき、きっと神様に祈りましたよね。問題は答えを準備していないことですから、自分なりの回答を用意しておきましょう。

歴史問題を職場に持ち込んでトラブルが起きる

思わぬトラブルは続きます。歴史問題を職場に持ち込むことで、トラブルが起きてしまいがちです。これは自分が気をつけていても、先方から歴史についての解釈を尋ねられることも多々あります。

たとえば、お隣の国である韓国の人、中国の人とは、あまり歴史の話をするべきではないですし、アジア圏の人にはかつて日本はいろいろな意味でご迷惑をかけたこともあったかもしれません。それを職場に持ち込むと、本当に解決できない問題になってしまいます。

この歴史問題は、宗教の話のように、自分なりの答えを準備しておけば良いという問題ではありません。個人でごまかしようもなければ、そもそも答えを持っていれば準備でなんとかなるという問題でもありません。

一番トラブルを避ける方法は、「職場に歴史問題を持ち込みたくない」という姿勢を取ることです。議論をふっかける側は、やりこめようと無限に日本の害悪論を準備していますので、ここは戦う場所ではないという姿勢を見せることが大切です。

逃げるわけでも、戦うわけでもなく、論戦の場所ではないという毅然とした態度を見せることが大切です。もしあなたが、議論をふっかけてきた方とプライベートで理解し合いたいのであれば、職場の外で延々と議論すれば良いでしょう。

しかしそうでないのであれば、職場を平穏に守りたいのであれば、毅然とした態度で、職場に歴史問題を持ち込むべきではないとはっきり告げましょう。

自分の活躍を黙っておかない

そして、日本ではめったにお目にかかれない海外ならではのトラブルとして、自分の活躍を彼らは執拗にアピールし、黙っておかないということです。これはどちらかというと日本の方が特殊で、「背中で語る」や「自分で自分の功績をひけらかさない」という奥ゆかしさや遠慮、人とのトラブルをできる限り避けるという文化圏から来ています。

しかし、海外にこのある種の奥ゆかしさを持ち込むと、とにかくボロボロにされて終わります。自分の手柄は自分のモノだとちゃんとアピールし、活躍を黙っておかないこと。そうしないと、意見を言わないのは何も考えていない=何もしていないと判断され、評価も昇進もされなくなってしまいます。

最後に

海外でのトラブルは、遭遇するとかなりしんどい想いをしますが、それでも事前に知っておくだけでだいぶ防げます。はたして国によってお国柄や人柄が異なるのかは科学の解明を待たねばなりませんが、文化という言葉があるとおり、それぞれの国で、それぞれの人が、多種多様な価値観を持っています。その多様性を受け入れつつ、自分なりの答えを見つけていくことが大切ではないでしょうか。

海外でのトラブルは、アドレナリンが分泌されて脳が興奮し、夢中になってしまいます。脳が夢中にさせるのです。しかしそれではいつかぐったりきますし、平穏な生活も守れません。

これからも、当サイトでは、安全に、安心して、なおかつ輝いて活躍してもらえるような情報を発信していきます。海外でのトラブルは、基本的に準備でなんとかなります。しっかり準備して、乗り越えていきましょう。

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