お金はいくらあっても不安な人には不安です。
「老後は2000万円が必要」といわれて数年が経ちますが、2000万円じゃ足りない人もいますし、いくらあっても「あと少しお金があれば」と思ってしまうものです。その老後の不安を解消するには、安定収入があればいい。。。ただ、インターネットの「稼ぐ方法」は怪しい情報が多いですし、ビットコインなどのリスクの高すぎる投資も怖いと思います。

無茶をせず、確実に不安を解消するにはまず体を動かすこと。そしてその運動が、収入に結びついていれば最高です。老後不安を解消するため、現場で働きましょう！今回は、現場でいつまでも元気に働いていただくためにできる準備をお伝えします。

貯金が100万円がないときは、「100万円あったら安心できるのに」と思っていたのではないでしょうか。それが100万円貯まると、今度は「300万円あれば」「500万円あれば」「1000万円あれば」となっていきます。お金はどれだけあっても足りることはなく、10億円持っている人もそれはそれで不安なのです。

お金はいくらあっても気持ち的に足りないので、老後不安を解消するにはまず心の安定が必要なのだと考えられます。

お金がまったくなくて、貯金が10万円もないという人も世の中にはいます。問題は心が苛まれる（さいなまれる）方であり、老後が心配で心配でたまらないという感情です。それを、「いつまでも働くことで大丈夫」と発想を切り替えられれば、少なくとも安心はできるようになります。

そのためには、仕事がたくさんあることを知る必要があります。

海外建設受注の推移は、リーマンショックの2009年より回復傾向にあります。2020-2021は新型コロナウイルス感染症によって建設市場がストップしてしまいましたが、コロナも落ち着きそうになっている昨今、また急激に回復するものと見られます。

この図でいうと、2019年の頃に戻るのです。それなら、仕事は無限にあると思って良いのではないでしょうか。建築関係はとくにアジアで伸び盛りであり、これからもさらなる経済成長を遂げると考えられます。

こうしたことから、「働きたいけれど働く場所がない」という心配は無用となります。海外の現場に出れば良いのですから、世界に目を向けてグローバル（国際的）に活躍する人材を目指せば、未来の不安なんてすぐになくなるでしょう。

アジアの経済成長は力強く、エネルギーをもらえます。日本で老後の不安を考えてウツウツとした日々を過ごすのが馬鹿らしく思えますよ。

いつまでも元気に働くためには、日々の体の整備が必要です。バランスの取れた食事を取り、睡眠をたっぷり取って、体を健康に保つこと。何か不調を感じても放置しないこと。年齢を重ねると誰しも体に不備がでてきますが、一方で筋肉はいつでもつけられます。トレーニングを欠かさず、しっかり体をメンテナンスしましょう。

海外に行くと和食がなかなか食べられないと思いがちですが、ブラウンライス（玄米）とミソ（味噌）とソイソース（醤油）は、比較的どこの国でも手に入ります。海外で働く日々に備えて、今からでも炊飯器の使い方と、ちょっとした自炊ができるようになっているといいのではないでしょうか。炊飯器はお米をはかって釜に入れ、測ったカップ数の目盛りまで水をいれ、炊飯スイッチを押すだけです。

お米を炊けるようになっておくと大きいです。海外にもコンビニはありますが、日本では当たり前のように並んでいる幕の内弁当や美味しいデザートなどは少なくなります。値段は高くありませんのでお金の心配はありませんが、問題は栄養です。少しでも自炊できるようになっておきましょう。

お米があれば、あとはスーパーで魚や肉を焼いて、副菜はパックでも構わないので、味噌をといて味噌汁を作れば、それだけで健康食は完成です。

そして生活習慣を日本と同じように維持しておくことも大切です。
朝からあれこれ考えると、夜に精神がクタクタになってしまって間違った判断をしてしまいかねません。よって、生活習慣を維持し、習慣によって生活をまわした状態を海外でも維持すると、心身のバランスを崩さずに済みます。

そのための手段として、『日本で使っていたシャンプーやボディソープを海外でも使う』『枕を日本から持っていく』といった、お気に入りのメーカーを海外に持ち込むことです。海外滞在は長くなりますので、できる限り現地調達したいところですが、最初のうちは日本から持ち込んださまざまなモノに助けられながら、生活していくといいのではないでしょうか。

将来の不安は、いつまでも働くことで解消できます。海外で働くためには、自分自身が何より頑張れる環境を整備することが大切です。そのため、今から炊飯器の使い方や簡単な副菜の作り方を学び、そして生活リズムを整えてお気に入りの枕やシャンプーを利用して、いつもの日常を海外で再現できるようにしましょう。