円安を背景とした物価高で日本は苦しんでいます。電気、ガス、そして日用品や食料品。何もかもが値上がりし、生活は大変です。私たちは長い間、安く質の良い物を手に入れてきましたが、デフレマインドでは生活すらできないほど急激な値上げが日本を襲っています。

どうしたらいいのでしょうか。

物価高は耐えていれば収まるのでしょうか？ 実はそうではありません。現在の日本の物価高は、世界のインフレに巻き込まれる形で輸入物・原材料の値上げを中心として、グローバリゼーションの渦中にあるからこそ起きている物価高。つまり、世界のインフレが止まらないことには日本の物価上昇も止まりません。

そして、世界のインフレはなぜ急に起きたかというと、コロナの給付金だという説が濃厚です。給付金をアメリカなどはひとりあたり200万円も配ったとされ、市場に現金がじゃぶついて“金あまり“現象が起き、何もかも安く買えるようになって現金の価値が下がり、それらが急激なインフレを招いているのです。

現にアメリカはファストフードの朝食が6000円、カフェのテイクアウトドリンクが1600円など、すさまじいインフレに皆が苦しんでいます。一方で日本はデフレマインドが強すぎて物価高においつく値上げができていません。自分たちの給料を上げる、という選択を採らないことには、世界に巻き込まれる形のインフレに対応できず、給料は据え置きで物価だけ上がり、生活は苦しくなる一方です。

シンプルに今働いている場所の給料を上げるか、働く場所を変え、世界に目を向けるか。これをお読みのあなたには後者の選択が取れるはずです。現場監督、施工管理といった現場系の仕事は世界に開かれています。

それどころか日本の高い技術は積極的に求められており、何百万円、下手したらもう一桁上の額でオファーが来るかもしれないのです。

品質が高く、仕事が丁寧で、人柄も素晴らしいあなたなら、問題なく世界で活躍していただけます。海外は物価も高いですがそれを追い越す勢いで給料もぐんぐん上がっています。生活を節約すれば多額の貯金も不可能ではありません。

海外で働いてまとまった貯金を作り、日本に帰ってきたらそのお金でゆっくりする・・・ことももちろん可能です。可能性を感じますね。