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施工管理に一番大切なリーダーシップをどう取るか

50代、60代になってくると、リーダーシップをまわりから求められます。下働きでも中堅でもなく、自分自身がリーダーとなって、周囲を先導しなくてはなりません。しかし、リーダーシップとは本来的にどう取るのでしょうか?いま、改めてリーダーシップについて考えていきませんか?

『気力』『体力』『胆力』の複合技

まず、リーダーシップは『気力』『体力』『胆力』が揃っている必要があります。気弱で体力もなく、腹も据わっていない人になかなかリーダーは務まりません。

気力・・・粘り強く取り組む力
体力・・・投げ出さない力
胆力・・・心を折らない力

ともいい換えられます。仕事やスポーツで気力と体力は当たり前のように持っていても、最後の胆力はもともとの性格にもよります。しかし、50代60代まで施工管理で活躍してこられたあなたには、胆力が備わっているのではないでしょうか。仕事をやりきり、投げ出さず、粘り強く、そして肝が据わっている力を、胆力と呼びます。

リーダーシップは、気力・体力・胆力の複合技です。リーダーシップは知識の蓄積というよりは人間性の蓄積なので、書籍を読むよりも実社会の経験を通じて獲得していくものといえます。

基本的にはリーダーシップは生まれついているケースが多いです。子供の頃、「今日は野球をしよう」「明日は自転車でここに行こう」と提案し、まわりが自然とついてくる・・・そんな経験はありませんでしたか? それがあったなら、あなたは生まれついてのリーダーシップを持っているといえます。

ただし、引っ込み思案な性格の方がリーダーシップを取り、適材適所として活躍されることも。環境が幸いするのです。丁寧で慎重に仕事を進める姿勢が評価されたり、細かなことが気になって仕方ない人が、思わず「ここはこうしたら?」と口を出してしまい、その累積でリーダーに抜擢されたり。いろいろなタイプのリーダーがいます。

『最悪に備える』ことで事故を予防

リーダーのスタンスは、『最悪に備えよ』です。英語ではプリペア・フォー・ザ・ワーストといい、常に最悪の事態を想定することで、トラブルを予期し、事前に手を打てるし、万が一の事態が起こったときにも対処できます。

楽観的な素質は人を惹きつけますが、リーダーシップに関しては、少し悲観的な方がいいかもしれません。常に最悪に備えないと、事故の元です。とくに施工管理では事故が起きると人命に関わるため、現場において楽観的観測はよくないといえます。

まとめ

50代60代のリーダーシップ。気力・体力・胆力そして最悪に備える。これらは、リーダーシップの原則ともいえるものです。そして、世界中で通用するリーダーシップの原則です。日本での活躍だけでは物足りないあなたは、グローバルな現場のリーダーとして、活躍していただきたいです。今一度、自分のリーダーシップを点検し、原点へ立ち戻ってみてはいかがでしょうか。

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